宇宙 日本 新潟

日々の研究活動の蓄積と時々の癒やしとしての趣味について書いていきます。

曽田正人さんはすごい

曽田正人さんのマンガ作品は、中学の同級生にシャカリキを借りて、

高校生でめ組の大吾、大学生で昴、大学生でCapetaを読んでいました。

Capeta、テンプリズムは全巻未読です。)

 

新しい連載の『Change!』は女子高校生がラップに挑み成長する物語です。

ラップというよりもフリースタイルバトルですね。すいません。。

 

私の中では、ラップといえば、スチャダラパーかせきさいだぁ口ロロ

今、若者アーティストの台頭も素晴らしく、GOMESS、DAOKO、泉まくら、

春ねむりなど様々なアーティストが活躍しています。

 

SuchmosやNulbarichなどのおしゃれで軽快な音楽とは対照的に、人間的な

感情やリアルな問題、閉塞感、飽和的な満足、男女のやりとりなどを「言葉」

と心響く曲と重ね合わせて、世に送り出しています。

 

研究の世界でも「言葉」に興味を強く抱くものとして私は歌詞に着目します。

フリースタイルバトルでは、音楽に合わせながら、言語により相手を貶し、

もしくはリスペクトしたりします。そこには、ラップという情報手段を通して、

相互作用性と感情の往還が生まれるものと考えられます。

 

恥ずかしながら、私はまだライブでフリースタイルバトルを見たことがないので、

機会を設けて生で見てみたいと思います。

 

曽田正人さんはすごい。

そのすごさは、文字情報は少なめで絵の情報で

読者を惹き込み感動させる力があると感じるからです。

 

さらに、皆があまり注目しないマイナーな分野における若者の成長を

描くところに魅力を感じます。私は他人の成長する姿を見るのが好き

なのでしょう。

 

石塚真一さんの岳やブルージャイアントも最高です。

研究者・教育者として漫画家から多くのことを学べるのではないかと

ぼんやりと考えています。

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