教育事業の効率化と教育効果のバランス
今のお仕事の一つにSD講師育成を支援するというものがあります。
ここ数日間数名の大学事務職員の方にお会いして、5月初旬に開催される
初任者向けの大学間連携の研修会講師としての研修内容やプレゼンをお聞き
してフィードバックを行っています。基本的に2時間で行います。
じっくりと時間をかける中で、より良いものが出来上がってきている実感が
ありながらも、一方でシステムとして定型化、効率化できない点はないか
模索しています。どちらが正解という話ではなく、部分最適をイメージしています。
教育事業において、効率化と教育効果のバランスを検討することは、本質的かつ
非常に重要な問いであり、大学という組織としてあるならば、その点を構成員で
議論する必要があるのでしょう。
それでもさらにメタ的に見れば、その議論を行う時間も効率化すべきか
という問いが生まれます。仮説として大学が組織として行う事業は、
ネスト(入れ子構造)化しやすいのだと考えています。
ネスト化については、今後深掘りしていきたいと思います。